クンニ、フェラチオと性感染症の関係

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フェラチオとクンニによる性感染症の可能性

性感染症の予防にはコンドームの使用が効果的です。
しかし、実はコンドームだけでは100%性感染症を防ぐことはできません

 

 

コンドームで防ぐことができないのは、性器ではなく口内への性病の感染です。

つまり、クンニやフェラチオです。

 

セックスは挿入行為だけではありませんね。セックスの多くの時間は前戯(愛撫)です。
挿入前には、口や手を使って、お互いの性器を刺激しあって、興奮を高めながら挿入へと進むのが普通のセックスです。

クンニやフェラチオをすれば、お互いの体液が口の中から体内へと入るのは普通です。
女性の愛液を、吸って普通に飲む男性の方も多数いらっしゃいます。

愛撫でのオーラルセックス(クンニやフェラチオ)は一般的な性行為なのです。
セックスをする方の90%以上はオーラルセックスを楽しんでいると思って間違いありません。

私も、必ずクンニはしてもらいますし、お返しでフェラチオをします。
あなたも、“キス”“クンニ”“フェラチオ”と進んでから挿入に至るはずです。

女性であれば、挿入時だけでなく“クンニ”でもイキたいのが本音ですね。
この、膣への挿入前のオーラルセックス段階で感染してしまうのが口内感染です。

 

オーラルセックスにより性病が感染するのは2パターン

オーラルセックスでの感染経路は2パターンです。

  1. 性感染症の感染者の性器から口内に感染する場合
  2. 性感染症の感染者の口内から性器に感染する場合

オーラルセックスでの感染の多くは、1のパターンですね。
性病に感染している方の性器に『クンニ』や『フェラチオ』をすることで、口内へ菌が侵入して感染します。

性感染症が感染した場合、症状が出る場合と出ない場合がありますが、性器から口内への感染は症状が出ずらいのが特徴です。

何かしらの症状が出ても、性器への感染と違って症状が分かりづらいのと、
「まさか、口内へは感染しない」と思っている方が多い為に、風邪や喉の違和感などと勘違いをしていまうのが普通です。

よほど、パートナーの性器に異常が見られた場合を除いては、喉の変化と性感染症を結びつけるのは、一般の生活者の方では困難です。
その結果、感染をひろげるだけでなく、病気の進行を見逃してしまう結果をまねくことになります。

 

オーラルセックスで感染しやすい性感染症

では、口内感染に気をつけなければいけない性感染症とはどんな病気でしょうか?

フェラチオやクンニで感染しやすい傾向にある性感染症は、

  • クラミジア感染症
  • 淋菌感染症
  • ヘルペス感染症
  • 梅毒

が中心と言われています。
特に、オーラルセックスに興味と感心が高い若年層の方は、感染者が多い「クラミジア感染症」に対する注意が必要です。

 

・クラミジア感染症

クラミジア感染症は、10代から20代の若者を中心に蔓延している性病です。
感染後、1~3週間の潜伏期間を経て発症するのが一般的です。

男性の場合は、感染が分かるレベルでの症状の発症が出ずらい為に、半数以上の方が気がつかず普通に生活してしまいます。
女性の場合でも、8割程度が軽い子宮頸管炎の症状が出る程度です。

その結果、病気が進行してしまい、結果として腹膜炎症状等などの重い病気を発症するケースもあります。

長期間の感染は、身体に対する負担も多く長期間の治療と比例します。
性交渉の機会が多い方は、定期的な検査が推奨されています。

 

・淋菌感染症

淋菌という菌により感染します。
2日~7日程度の潜伏期間を経て発症するのが一般的です。

男性の場合は、尿道炎(排尿時の痛みや黄色い膿の排出)が代表的な症状です。
女性の場合は、子宮頸管炎を起こす場合が多々ありますが、自覚症状が出ない場合が多く、病気が進行してしまうケースが見受けられます。

その結果、骨盤腹膜炎を発症し、下腹部痛を起こす場合があります。
その段階で治療しないと、上腹部にまで感染が進行し肝臓周囲炎を起こし、上腹部で激痛を引き起こすこともある病気です。

体調に違和感を感じ、パートナーの性器に不審な様子が見られた場合などは、充分に注意して病院に行きましょう。

 

・ヘルペス感染症

ヘルペスウイルスによる感染症です。
2日~5日程度の潜伏期間を経て口内や口唇に、痛みと共に水疱・潰瘍を発症するのが一般的です。

そして、再発を繰り返すの厄介な病気です。

オーラルセックスでの感染率が高い病気です。
フェラチオで感染すると、男性は性器ヘルペスとなり、亀頭や包皮に水泡・潰瘍・痛みが現れます。
クンニで感染した女性は、陰唇を中心に男性と同じく水疱・潰瘍・痛みが現れます。

「クラミジア感染症」や「淋病感染症」と比較すると、性病の中では症状が出やすい病気です。
上記の症状に覚えのある方は、至急病院に行かなければいけません。

 

・梅毒

梅毒トレポネーマという菌がオーラルセックスにより性器に感染します。
3週間程度の潜伏期間を経て発症します。

男性では陰茎亀頭部・包皮に、女性の場合は、陰唇部に硬いイボができます。ほとんどの場合、不思議と痛みはありません。
初期症状としては、非常に分りやすい性感染症です。

梅毒の大きな特徴は、この症状が一度無くなることにあります。この時に「治った」と判断してしまうくらい症状が無くなります。
しかし、症状とは別に、病気は進行しており、全身に感染を拡げていきます。
その後、長期間に渡り様々な症状を繰り返すようになります。

陰唇部に硬いイボができた場合は、梅毒を疑い病院で検査をしなければいけません。

 

・オーラルセックスは多いのか

オーラルセックス(フェラチオやクンニ)は非常に一般的な性行為です。ある統計によると、若者では7割を超えています。
ということは、正直に答えない率も考えると90%は超えていると考えて間違いありません。

よほど、付き合いが長いとか倦怠期でない限り、セックス時にオーラルセックスをするのは普通です。
私も生理時以外はクンニを求めますし、フェラチオも必ずします。

国からは、オーラルセックスの注意点として、

  • フェラチオにはコンドーム
  • クンニにはサランラップをという指導があります。

コンドームを着用してのフェラチオは珍しくはありませんんが、サランラップでガードしてクン二する男性はいないでしょう。
臭いも愛液の確認もできません。

サランラップを準備して性器につけていたら、男性は勃起していても確実に萎えて今うでしょう。このような指導に従う人がいるとは思えませんね。

それだけ、口内への性感染症は対策が非常に難しい病気です。

 

では、どうすればいいのか?

まずは自分自身の体調の変化に敏感になることです。
女性の場合は、あそこの臭いの変化、オリモノの量などに変化を感じた場合は、クンニはさせないようにして検査を受けましょう。というか、セックスは避けなければいけませんね。

パートナーに感染させると、自分自身が治療しても再度感染しますので、発症を繰り返すことになります。

また、パートナーの性器に異常を感じた場合はフェラチオはしてはいけません。
日頃から「亀頭」の色や皮膚の感じをチェックしておくのは重要です。
ダイレクトに性病の指摘は難しい場合は「何か皮膚病じゃない?検査して。」くらいの感じで病院に行ってもらう努力をしてください。

特に、日常生活において、セックスの機会が多い方は、ちょっとした性器の異常や口内の異常に敏感になりましょう。

 

セックスの後に、『今までと違う違和感』があったら、まずは性感染症を疑う癖をつけましょう!

 

そして、「違和感」を感じたら病院に行くことが充実したセックスライフを楽しむコツです。

病院は恥ずかしがる必要はありません。
性器に関わる病気だと行かないで我慢する方が大勢いますが、全く恥ずかしがることはありません。

病院側からすると、多数の患者の1人です。診察が終われば、1患者のことは忘れてしまいます。

気になることがあったら病院に行くのが適切な方法です。